ジャッジ、55号で大谷翔平に3本差 2戦連発で年57発ペース…2冠へラストスパート
3回1死から低めのシンカーを中越えに運ぶ勝ち越しソロ
【MLB】アスレチックス ー ヤンキース(日本時間23日・オークランド)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が22日(日本時間23日)、敵地で行われたアスレチックス戦に「3番・中堅」で先発出場し、3回に2試合連続となる55号を放った。シーズン57発ペースとなっている。ナ・リーグトップで現在52本塁打のドジャース・大谷翔平投手に3本差とした。
2-2の3回1死、カウント3-2から低めのシンカーを振り抜くと、打球は中堅フェンスを越える勝ち越しソロとなった。打球速度110.9マイル(約178.5キロ)、飛距離407フィート(約124.1メートル)、角度34度の豪快弾に敵地にも歓声が響いた。
8月26日(同27日)から9月12日(同13日)まで、自己最長タイの16試合連続本塁打なしを味わったが、13日(同14日)のレッドソックス戦で52号を放って“脱出”。9月4本目と再びペースを上げてきた。
試合前の時点では打率.321(リーグ3位)、54本塁打(同1位)、137打点(同1位)。OPS1.144。リーグ本塁打&打点は独走態勢を築き、2冠をほぼ手中にしている。2022年に自身が打ち立てたア・リーグ記録の62本に、どこまで迫れるだろうか。