大谷翔平の躍動は「米国にとってもいいこと」 ダルビッシュも舌巻く取り組み「凄い」
MLB通算2000Kのダルビッシュ…大谷は「物事の解像度がすごく高い」
パドレスのダルビッシュ有投手は22日(日本時間23日)の本拠地・ホワイトソックス戦に先発。6回1/3を投げて3安打9奪三振2失点。勝敗はつかなかったが、日本人では初、メジャー90人目の通算2000奪三振をマークした。24日(同25日)から敵地で対戦するドジャース・大谷翔平投手についても言及。活躍を「凄いことだと思う」と称賛した。
日本投手単独2位の日米通算202勝(NPB93勝、MLB109勝)をあげているダルビッシュは、黒田博樹の最多203勝到達はお預けとなったが、メジャー2000奪三振を達成。メジャーに挑戦した頃は三振を狙い過ぎと批判も受けたそうだが、「今は評価されているので、この3年くらい取れなくなってきていますが、また取れるように頑張りたい」と語った。
大谷の活躍にも言及した。この日は本拠地・ロッキーズ戦で本塁打と2つの盗塁。史上初の「53本塁打&55盗塁(53-55)」に到達した活躍に「もちろん凄いことだと思います」と賛辞を送った。
さらに、その凄さについて説明。「1個1個の数字に対して改善する際の、物事の解像度がすごく高くて。それに対して何をすべきか理解している人」と語る。「怪我せずにきっちり数字を残せるのはみんなが学べること。日本だけではなく、米国の野球にとってもいいことだと思います」とも述べた。
地区首位のドジャースを3ゲーム差で追うパドレス。24日(同25日)からは敵地で3連戦となる。ダルビッシュの登板は予定されていないが、「勝ち越したりすると分からない」と先を見据えていた。
(Full-Count編集部)