ソフトバンクが4年ぶりペナント制覇　楽天打線が爆発…岸が完封勝利　23日パ・リーグ結果

西武・武内が6回6奪三振3失点でチームトップタイの9勝目

　パ・リーグ公式戦が23日、3試合が行われた。楽天はロッテに6-0で勝利。日本ハムは西武に4-6で敗れ、ソフトバンクはオリックスに9-4で快勝した。ソフトバンクは4年ぶりのペナント制覇を果たした。

　楽天は初回、浅村栄斗選内野手の適時打で1点を先制。続く2回には、小深田大翔内野手が3号2ランを放った。さらに6回、伊藤裕季也内野手に2点適時二塁打が飛び出した。序盤から援護をもらった先発・岸孝之投手は、序盤こそ走者を背負うも、4回以降は4イニング連続で3者凡退に打ち取る見事な投球を披露。9回111球3安打1四球4奪三振無失点で今季2度目の完封勝利をあげた。

　一方敗れたロッテは、先発・唐川侑己投手が4回74球4安打2四死球3奪三振3失点と振るわず。打線も3安打と沈黙し、連勝は「2」でストップした。

　初回に先制された西武は3回に源田壮亮内野手の2点適時二塁打で逆転に成功。なおも2死から佐藤龍世内野手が適時打を放ち、この回3点を奪う。6回に同点となったものの、その裏に佐藤龍、野村大樹内野手の2者連続弾などで3点のリードを得た。

　8回に1点を失い、9回もピンチを招いたが逃げ切って6-4で勝利。武内夏暉投手が6回7安打3四球6奪三振3失点でチームトップタイの9勝目をあげた。一方の敗れた日本ハムは、山崎福也投手が6回途中7安打1四球5失点と振るわなかった。

　ソフトバンクは初回、2死から中村晃外野手の適時打で先制に成功する。直後に先発・石川柊太投手が逆転を許したが、1点を追う4回に周東佑京内野手らの2者連続適時打で2点のリードを得た。5回には柳町達外野手らも適時打を放ち、その差を広げる。6回に来田涼斗外野手の2号2ランで2点を返されるも、8回以降はブルペンが無失点リレーで退けた。

　一方の敗れたオリックスは、先発・才木海翔投手が3回2/3を84球7安打2四球2奪三振4失点。救援陣も計5失点を喫した。

（「パ・リーグ インサイト」編集部）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）