大谷翔平が踏み入れた「14-13-6-5」 125年間で初の偉業「野球の神」「地球外生命体」

53号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
53号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷は直近4試合で14安打・13打点・6盗塁・5本塁打を記録

【MLB】ドジャース 6ー5 ロッキーズ(日本時間23日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地で行われたロッキーズ戦で1点を追う9回に53号同点ソロを放った。球団新記録の本拠地28本目のアーチなど、今回の一発でも数々の記録を掘り起こしたが、米メディアは“直近4試合”の活躍を紹介。唯一無二の記録を生み出し、「オオタニは野球の神だ!」と米ファンも唖然としている。

 1点差の9回、大谷が衝撃の53号を放った。右中間へ試合を振り出しに戻す同点アーチ。球速度114.7マイル(約184.6キロ)、飛距離432フィート(約131.7メートル)、角度20度の豪快弾を叩き込み、大谷は雄叫びを上げながらダイヤモンドをまわった。その直後、ベッツがサヨナラ弾を放ち、歓喜の輪で笑顔を見せた。

 大谷は19日(同20日)の敵地・マーリンズ戦で自身初の3打席連発を放つなど、6打数6安打10打点2盗塁の活躍。その後も勢いが一切止まることなく本塁打と盗塁を量産している。米スポーツのデータやニュースを提供する「オプタ・スタッツ」は自身のX(旧ツイッター)を更新。「ドジャースのショウヘイ・オオタニの直近4試合 14安打・13打点・6盗塁・5本塁打」と紹介した。そして、こう加えている。

「打点が公式記録になった1920年以降の全MLB選手がそれぞれのカテゴリーでキャリア最高の4試合を別々に切り取り、それらを合計したとしても、この成績に並ぶ選手は誰もいない」

 ここ125年の球史を振り返っても、直近の大谷が見せた大爆発は過去に類がない唯一無二の大記録だという。この投稿に米ファンは衝撃を隠しきれない様子。「この男はエイリアン(地球外生命体)だ」「そして彼は投手でもある。投げてはサイ・ヤング賞レベル」「オオタニは野球の神だ!」「文字通り意味が分からない」と脱帽していた。

(Full-Count編集部)

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