大谷翔平に期待される69年ぶり偉業 伝説の外野手以来2人目…メジャー2冠の「24&32」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

後半戦本塁打王と盗塁王なら1955年のメイズ以来2人目

 ドジャースの大谷翔平投手は今季、前人未到の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成するなど、ここまで打率.301、53本塁打、123打点、55盗塁、OPS1.023をマークしている。後半戦は24本塁打、32盗塁と量産し、共にメジャー最多。後半戦の本塁打王と盗塁王を同時に達成すれば、69年ぶりの快挙だという。

 大谷はオールスターゲーム以降、打率こそ.278ながら、24本塁打、32盗塁、OPS1.002の好成績を残している。19日(日本時間20日)の敵地・マーリンズ戦では6打数6安打3本塁打10打点2盗塁という離れ業で、史上初の50-50を達成。その後も勢いが止まらず数字を53-55に伸ばした。

 MLB全体で見ると、後半戦の本塁打数は2位がアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)の21、3位がエウヘニオ・スアレス内野手(ダイヤモンドバックス)とアンソニー・サンタンダー外野手(オリオールズ)の19。盗塁数は2位がゼイビア・エドワーズ内野手(マーリンズ)の27、3位がビクター・ロブレス外野手(マリナーズ)の24となっている。

 MLB公式のサラ・ラングス記者によると、オールスターゲームが初めて開催された1933年以降、後半戦でメジャー本塁打王と盗塁王を同時に成し遂げたのは、1955年のウィリー・メイズのみ。通算3293安打、660本塁打、1909打点、339盗塁を誇るレジェンドに肩を並べることができるか。残り6試合、快挙達成に期待がかかる。

(Full-Count編集部)

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