ド軍、メジャー最強の「.596」 ジャッジのヤ軍すら凌駕…大谷翔平らスター軍団の衝撃
ド軍の勝率.596は30球団でトップ、フィリーズが.592、ヤ軍が.590で続く
大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースは、ここまで156試合を消化して93勝63敗。すでに12年連続プレーオフ進出を決め、地区3連覇へ歩を進めている。勝率.596はメジャートップ。24日(日本時間25日)からは本拠地で2位パドレスと3連戦。優勝&最高勝率フィニッシュへの関門となる。
ドジャースは今季、大谷や山本の他、タイラー・グラスノー投手、テオスカー・ヘルナンデス外野手ら大補強を行ってシーズンに突入。山本を含め、投手陣が相次ぐ故障に見舞われながらも地区首位を堅持してきた。
その要因は大谷が加わった打線にあるだろう。チーム本塁打225本はリーグトップで、総得点803は同2位。空前の「53本塁打&55盗塁」をマークしている大谷を筆頭に、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン両内野手の“MVPトリオ”を中心とした打棒がチームの躍進を支えてきた。
23日(同24日)終了時点で、勝率は30球団トップ。アーロン・ジャッジ外野手らを擁するヤンキースの.590(92勝64敗)をも上回る。2020年の短縮シーズンを除いて、2019年から4季連続で達成していたシーズン100勝には届かないが、強さが際立つシーズンになっている。
ナ・リーグではすでに東、中地区の優勝が決定。東地区優勝のフィリーズは勝率.592(93勝64敗)、中地区制覇のブルワーズは.571(89勝67敗)となっている。プレーオフの第1シードを得るためにも、パドレスとの3連戦は極めて重要になる。
(Full-Count編集部)