ヤクルト、高津監督の契約延長を発表 リーグ最下位も育成力評価「信頼は揺らぐことはない」
136試合で57勝75敗4分けの勝率.432
ヤクルトは24日、高津臣吾監督と1年の契約延長に合意したことを発表した。今季はリーグ最下位に沈んでいるが、球団は「指導力・育成力に対する信頼は揺らぐことはなく、再びチームを立て直すためにはその力が必要だと考え、契約の延長を提示し、本日の発表に至りました」と説明した。
高津監督は2020年からヤクルトの監督に就任。2年目の2021年には20年ぶりの日本一、2022年もリーグ連覇を果たした。一方で、昨季は5位に終わり、今季はここまで136試合で57勝75敗、4分け。勝率.432で5位の中日に2ゲーム差をつけられ、セ・リーグ最下位に沈んでいた。
今季は塩見、サンタナら主力の故障が相次いだ。そんな中、長岡ら若手も台頭。球団は「今シーズンは、主力選手の故障による離脱が重なり、厳しい戦いが続いておりますが、その中でも新たな若い力が育ちつつあります」と育成力を評価した。
高津監督のコメントは以下の通り。
「今年のこの成績にも関わらず来季の監督の要請をして頂いたことに感謝しております。チームを再建するのは簡単な事ではありませんが、身を削る思いで努力します。スワローズの素晴らしい伝統を継承し新たな1ページを作り上げます」
(Full-Count編集部)