ジャッジ、3試合連発の56号 大谷翔平に3本差…3冠王へ猛スパート、NYは「MVPコール」

56号を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】
56号を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】

本拠地オリオールズ戦に「3番・中堅」で出場…4回にソロを放った

【MLB】ヤンキース ー オリオールズ(日本時間25日・ニューヨーク)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が24日(日本時間25日)、本拠地で行われたオリオールズ戦に「3番・中堅」で先発出場し、3試合連続となる56号を放った。ナ・リーグトップで現在53本塁打のドジャース・大谷翔平投手に3本差とした。

 スターの豪快弾に本拠地は大興奮だ。第1打席は三ゴロに打ち取られたが、4回の第2打席、フルカウントから右腕クレマーのスプリッターを完璧に捉え、ヤンキースファンが待つ左翼席へ飛距離407フィート(約124.1メートル)の一発を叩き込んだ。本拠地は「MVPコール」の大合唱が起きた。

 8月26日(同27日)から9月12日(同13日)まで、自己最長タイの16試合連続本塁打なしを味わったが、13日(同14日)のレッドソックス戦で52号を放って“脱出”。21日(同22日)の敵地・アスレチックス戦から2試合連続でアーチをかけ、ニューヨークに戻っても好調を維持している。

 試合前の時点では打率.323(リーグ3位)、55本塁打(同1位)、138打点(同1位)。リーグの本塁打&打点王レースでは独走態勢を築き、2冠をほぼ手中にしている。2022年に自身が打ち立てたア・リーグ記録の62本に、どこまで迫れるだろうか。

【実際の映像】低めを軽々とすくい上げ…ジャッジの破壊力抜群の56号に本拠地騒然

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY