大谷翔平の“善行”を米紙絶賛「見たことがない」 主張する「ノーベル平和賞」の可能性

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

ワシントン・ポスト紙「ノーベル平和賞も手に入れた時、感謝するだろう」

 ドジャースの大谷翔平投手はレギュラーシーズンを6試合残した時点で、空前の「53本塁打&55盗塁(53-55)」をマーク。シーズン換算で「55-57ペース」としている。米紙「ワシントン・ポスト」は、空前の記録を更新し続ける大谷の人間性に注目。なんとノーベル平和賞の可能性に言及した。

 筆者のリック・ライリー氏は「オオタニはいい人だ」として具体例を列挙。「どこかに到着すると……打席や一塁ベース、マウンドなどで、捕手や審判、ベースコーチ、バットボーイら近くにいる人なら誰にでも挨拶する。ダグアウトでゴミを拾うような人である」と試合中でも礼儀を忘れない人間性に注目する。

 さらに「長い間この世界を見てきた。あらゆるものを見てきた。しかし、ショウタイムのような存在は見たことがない。奥州の誇り、フレンドリーなゴジラ、地球上で最も偉大なアスリート」と称賛の言葉を並べた。

 そして「願わくば、いつの日か、MVPもサイ・ヤング賞も本塁打王もトリプルクラウンも、そしてノーベル平和賞も手に入れた時、私は生きて目撃できたことに感謝するだろう」としている。秀でた人間性は、スポーツの枠を超えてノーベル平和賞の受賞もあるのではないか……そんな期待が込められている。

(Full-Count編集部)

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