「オオタニじゃないといけないね」 ジャッジよりも“格上”…現役捕手が断言「歴代最高」

ドジャース・大谷翔平(左)とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平(左)とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

ガーディアンズの捕手・ヘッジスが米メディアで断言

 ドジャース・大谷翔平投手の驚愕の活躍ぶりは現役選手も一目を置いている。米のポッドキャスト番組に出演したガーディアンズのオースティン・ヘッジス捕手が、ヤンキースのアーロン・ジャッジとの凄さの比較を求められると「オオタニじゃないといけないね」と明言した。

 23日(日本時間24日)に米メディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「クリス・ローズ・ローテーション」に出演。司会のクリス・ローズ氏から大谷の「50本塁打&50盗塁(50-50)」の印象を問われると「彼は本当にクールだね。彼は史上最高の選手だよ。信じられないよ。(50-50を)達成できないなんて全く思わなかったよ」。さも当然といわんばかりの表情で語った。

 さらに「私たちがロサンゼルスで彼らとプレーをしたとき、バットに当たったら、最低でもフェンスまで届く打球だった。“えっ!?”っと。そんな光景見たことないよ。誰も見たことないでしょ!」と興奮気味に続けた。

 さらにローズ氏が大谷と同じ時代にプレーできる喜びを問うと、32歳の捕手は「この時代にプレーできること自体ありがたいことだよ。GOAT(史上最高)と呼ばれる選手が、ウジャウジャいる。そのポジションを守る歴代最高の選手が大量にいるんだ。全ポジションにね。今の野球界は最高で、素晴らしい位置にいると思う。特に才能という観点で見ればね」と実感を込めた。

 ローズ氏は「オオタニかジャッジ、どちらの方がすごいですか?」との“直球”も投げかけた。するとヘッジスは「投げられるからオオタニじゃないといけないね。私も対戦したけど、最高に素晴らしかったよ。私たちは彼が守備をする場面を見ることはできないけど、外野を守らせたらゴールドグラブも獲得することを保証する」と断言した。

大谷の「比較対象はいないよ!」

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督がポストシーズンでの大谷の登板の可能性について24日(同25日)のパドレス戦前に「非常に可能性は低い」と語った。番組はその前日に公開されており、ローズ氏は大谷が仮に登板したら、という前提でヘッジスに「フルシーズン投げていない状態で、プレーオフのプレッシャーがかかる場面でアウトを奪わないといけません。バッテリーを組むとしたら、安心できますか?」と尋ねた。

 これにはヘッジスは「歴代最高の選手と野球をするとなったらイエスだ! イエスだ(笑)。彼に比較対象はいないよ! 参考になる前例の記録はないでしょ!?」と即答。「 彼がやれると感じて、その意思があるのなら、ボールは君のものだ。はい、どうぞ。リリーフでもいいし、先発でもいいよ! ベイビー、そのあと打席に戻ってね!」と熱く語った。
 
「彼は史上最高の選手なんだよ。私は彼についていくよ!」。異次元の活躍を続ける大谷に、すっかり魅了されている様子だった。

(Full-Count編集部)

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