大谷直前に…「最も受け入れがたい終わり方」　LA実況席に溢れたため息「ありえない」

9回無死一、二塁から「5-4-3」のトリプルプレーで試合終了

【MLB】パドレス 4ー2 ドジャース（日本時間25日・ロサンゼルス）

　ドジャースは24日（日本時間25日）、パドレス戦に2-4で敗れた。9回に2点差に詰め寄り、さらに無死一、二塁の場面でミゲル・ロハス内野手の放った三ゴロがまさかの「5-4-3」のトリプルプレーとなって幕切れ。ド軍の実況席は「はぁー…」と失望のため息に包まれた。

　1-4で迎えた9回に3連打で1点を返して2-4とし、さらに無死一、二塁としたがロハスの強烈な三ゴロは「5-4-3」のトリプルプレーに。ネクストバッターサークルにいた大谷翔平投手に打席は回らずに終わった。

　まさかの幕切れに地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」実況のジョー・デービス氏は「三塁に痛烈な当たり！　マチャドがベースを踏んで、（内野を）一周。トリプルプレーで試合終了だ！」と絶叫。さらに「ありえない！　信じられない！　ナ・リーグ西地区は2ゲーム差に縮まった」と続けた。

　しばらくして「なんということでしょうか…」と言葉を絞り出し、「試合終了となるトリプルプレーです」と吐き捨てた。解説を務めた元米ソフトボール代表・アテネ五輪金メダリストのジェシカ・メンドーサ氏も「ありえないことですね。無死1、2塁でショウヘイ・オオタニが控えていました。はぁー……」と深いため息を吐いて落胆した。

　デービス氏は「最も受け入れがたい終わり方の1つです」とポツリ。この日の敗戦で首位のドジャースは2位パドレスに2ゲーム差まで詰め寄られた。

（Full-Count編集部）