巨人退団から1年「まだいたかった」 元助っ人が惜しむ日本での生活「最高だった」

巨人時代のルイス・ブリンソン【写真:小林靖】
巨人時代のルイス・ブリンソン【写真:小林靖】

米ポッドキャスト番組で日本について語る

 2023年に巨人でプレーしたルイス・ブリンソン外野手が25日(日本時間26日)に米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。日本での1年について問われると「正直に言って、去年は経験という点では私の選手人生の中で最高の年だった」と、前のめりで振り返った。

 ブリンソンは昨年巨人で88試合に出場し打率.248、11本塁打35打点だった。高い身体能力を持つ一方で走塁や守備でミスが目立ち、1年で退団。2024年はメキシカンリーグでプレーした。

 近年は大谷翔平や鈴木誠也、吉田正尚など、多くの日本人がMLBのチームで主力として活躍している。ブリンソンは「物議を醸すかもしれないが」と前置きし、「日本人は我々より優れているんだ」と説明。「まずここにいる全員がそれを知る必要がある。彼らは今も昔も常に僕たちより優れたことをやっている。ショウヘイ・オオタニ、ヤマモト、ヨシダがここに来てすぐに圧倒的な強さを発揮するのは、彼らが向こう(日本)で成長しそこで育ち、生涯野球のために形作られてきたからだ」と話す。

 日本でのプレーは1年だけだったが「彼らの取り組み、準備や身体への意識を見る事ができるのは、本当に素晴らしい」と絶賛。また生活面でも「彼らの健康と、体の健康へのこだわり(配慮)は尋常じゃない。食事も素晴らしい。日本を離れて以来、おいしいステーキを食べたことがない。あそこ(日本)のステーキに匹敵するものはないよ」と、ステーキがお気に入りだったと明かした。

 メキシコでのシーズンを終え、改めて日本の良さを実感したようで「去年はいい経験だったよ。まだあそこ(日本)にいたかった」「メキシコもまた違って楽しいけれど、僕には合わない。日本は間違いなく、僕にとって最高だった」と話した。

(Full-Count編集部)

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