苦しんだ得点圏で…大谷翔平が打率9割の“無双モード” 直近40年間で史上初の猛打
大谷翔平の直近7日間での得点圏打率は10打数9安打の「.900」
【MLB】ドジャース 4ー3 パドレス(日本時間26日・ロサンゼルス)
優勝争いへ正念場の9月に入り、ドジャースの大谷翔平投手が驚愕の勝負強さを発揮している。25日(日本時間26日)の本拠地・パドレス戦では2度、得点圏に走者を置いた場面で適時を放つなど、直近7日間の得点圏打率を「.900(10打数9安打)」とした。
この日は4回2死一、二塁の第3打席で右翼フェンス直撃の適時二塁打。6回2死一、二塁の第4打席でも中前適時打を放つなど、3打数2安打で2打点を記録した。
米データ会社「オプタ・スタッツ」によると大谷の直近7日間での得点圏打率は10の9で「.900」。ここ40年間での7日スパンでは最高(10打席以上)の数値だという。
シーズン序盤に得点圏打率の低さも指摘された時期もあったが、チームの優勝争いが佳境に入った9月で無類の勝負強さを発揮。この日の二塁打の打席については「自分のストライクゾーンを維持できているので、単純に調子がいいなと。そこが振るべき球を振っていますし、振った時にいい結果がでているというのは、構えもいいし、それに伴ってスイングの軌道自体もずれていないんじゃないかなと思います」と振り返った。
すでにプレーオフ進出を決め、地区優勝マジックを2としているドジャース。26日(同27日)の同カードに勝てば優勝が決まる。「ファンの人の盛り上がりもそうですし。チームの士気も高いと思うので、そこはより集中できる材料なのかなと思います」と優勝へ向かう雰囲気にも後押しされ、大谷の打席内での存在感はさらに増していきそうだ。
(Full-Count編集部)