大谷翔平、勝ち越し打に雄たけび 地区Vなるか…本拠地は大歓声、ベッツ適時打で生還
第3打席に165キロの右前打で出塁も盗塁チャンスなし
【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間27日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地・パドレス戦に「1番・指名打者」で先発出場。同点で迎えた7回1死一、二塁で勝ち越しの右前打適時打を放って出塁した。勝てば地区優勝が決まる一戦で劇的な一打を放ち、大谷は塁上で吠えた。
大谷が同点で迎えた7回1死一、二塁で右前へ勝ち越し打。相手の送球ミスで進んだ二塁上で吼えた。その後、ベッツの適時打で生還した。3年連続22度目の地区優勝がかかる大一番で勝負強さを発揮した。
初回は遊ゴロ、3回は一ゴロだった。2点を追う6回の第3打席は右前打で出塁。打球速度102.8マイル(約165.4キロ)の強烈な当たりで本拠地を沸かせたが、後続打者が倒れ、大谷は生還することができず、盗塁機会もなかった。
前日25日(同26日)のパドレス戦では3打数2安打、2打点、1盗塁でチームの勝利に貢献。中前適時打で出塁した6回には二盗を成功。2001年にイチロー氏が記録した日本人選手最多のシーズン56盗塁に並んでいた。
盗塁は7月23日(同24日)の本拠地・ジャイアンツ戦から33連続で決めており、成功率は93.3%と高い数値を誇っている。
現在は53本塁打&56盗塁の「53-56」をマーク。この試合を含め、どこまで数字を伸ばしていくのか注目される。