大谷翔平は「このために契約した」 ド軍指揮官も優勝に喜び…歴史的1年「並外れている」
大谷が2試合連続の決勝打で地区優勝を決める
【MLB】ドジャース 7ー2 パドレス(日本時間27日・ロサンゼルス)
ドジャースは26日(日本時間27日)の本拠地で行われたパドレス戦に7-2で勝利し、地区優勝を決めた。大谷翔平投手が2試合連続の決勝打。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイは以前からこの瞬間を夢見ていたことを私は知っているし、彼は今リアルタイムで(夢見ていたことを)体験しているんだ」と共に優勝できたことを喜んだ。
この日、大谷は「1番・指名打者」で出場し、2-2で迎えた7回1死一、二塁、左腕スコットの外角スライダーを右前へ。一、二塁間をしぶとく抜ける勝ち越し適時打となり、何度も雄叫びをあげた。続くベッツも右前2点打で続き、スミスの同点2ランを合わせて一挙5得点。2試合連続の決勝タイムリーで、地区2位・パドレスの息の根を止めた。
2018年にメジャーへ移籍してからエンゼルスでの6年間では一度も地区優勝はおろかプレーオフを経験することはなかった。「このためにショウヘイは契約したんだ。彼はこの瞬間の一部になることを求めていた。シーズンを通じて、ショウヘイはとにかく並外れている」と指揮官は語った。
移籍1年目の今季は史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成するなど、打者に専念し歴史的シーズンを送っている。指揮官は「前例のないものだ」と驚愕。「実際に彼はここ数週間、ショーを開いている。何という(信じられない)1年を送っていることだろうか」と目を細めた。
(Full-Count編集部)