清原正吾は「スター性が違う」 “衝撃1号”に12球団ファンも興奮「ウチに来て」
明大戦の9回2死、バックスクリーン左へ同点弾
NPB歴代5位の通算525本塁打を誇る清原和博氏の長男、慶大・正吾内野手(4年)が28日、東京六大学野球秋季リーグの明大1回戦に「4番・一塁」で出場。念願のリーグ戦初本塁打を記録した。9回2死から飛び出した豪快弾にファンは大興奮。「鳥肌立った」「あるぞ指名」「やっぱスターの素質あるんだな」と“熱視線”を送っている。
チームの窮地を救う一撃だった。1点を追う9回2死で、それまで3打数無安打だった清原が、大川慈英投手(3年)からバックスクリーン左に運ぶ同点アーチをかけた。試合を振り出しに戻す一発に、神宮球場は大歓声に包まれた。スタンドで観戦していた父・和博氏も涙を流して喜んだ。
清原は中、高校時代は他競技を行っていたが、慶大進学と同時に野球を再開。成長著しく、今春から4番に座っている。今月12日にプロ志望届を提出し、父に続いて最高峰でプレーすることを志している。
大打者だった父を思わせる勝負強さと長打力をファンも絶賛。「千両役者すぎる」「バケモンやん」「スター性が違う」「マジかすげえな」との声が寄せられた他、「マジで指名あるやろこれ」「巨人に来い」「横浜指名してほしい」「今年呼ばれるかは別としてプロで見たい」「ウチに来て」などと、ドラフト指名を期待する声もあった。
試合後、清原は「3打席情けない結果に終わっていたので、4番として役割、仕事をしなければと覚悟を決めて、腹をくくって打席に入りました」と語り、「芯で、ほぼ完璧でした。僕が大学を始めた時からホームランボールを両親にプレゼントしたいと思っていたのでよかったです」と笑顔を見せた。
(Full-Count編集部)