山本由伸、119日ぶり7勝目に笑顔「良かった」 大事なPOへ意気込み「全力で投げたい」
敵地・ロッキーズ戦に先発…5回2失点で7勝目
【MLB】ドジャース 13ー2 ロッキーズ(日本時間29日・デンバー)
ドジャース・山本由伸投手は28日(日本時間29日)、敵地・ロッキーズ戦に先発。5回4安打2失点、無四球6奪三振で今季7勝目を手にした。試合後にはテレビインタビューに応じ、「初回に失点しまったんですけど、後半になるにつれて自分のピッチングができたかと思います」と口にした。
前回22日(同23日)に3回5安打4失点を喫したロッキーズ戦。初回に犠飛で先制を許し、3回にはソロを被弾した。しかし、4回と5回は三者凡退の投球。5回2失点で勝利投手の権利を持って降板すると、味方の大量援護もあって7勝目を手にした。
序盤に失点したものの「後半になるにつれ自分の投球ができた」と振り返り、「コーチとコミュニケーションをとって(変化球を)修正して後半は決まり、自分のリズムで投げられました」と試合中の修正力に手応えをにじませた。
6月1日(同2日)の本拠地・ロッキーズ戦以来、119日ぶりの勝利。山本は「すごく嬉しく思います」と白い歯をのぞかせた。レギュラーシーズンでの登板は最後となり、メジャー1年目は18先発で7勝2敗、防御率3.00、90イニングを投げて105奪三振、WHIP1.05の成績を残した。
10月からは一戦必勝のプレーオフが待っている。山本はドジャースのデーブ・ロバーツ監督から先発投手を明言されており、活躍に期待が寄せられている。「10月になったら負けられない試合が始まるので、手応えを感じられた試合になったかと思います」「シーズン抜けてる期間が長かったので、10月はとにかく全力でチームのために投げたいと思います」と意気込みを語った。
(Full-Count編集部)