たった1日で1.7億円…大谷翔平が生み出す経済効果 続く入札にX衝撃「すごい世界」

50号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
50号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

日本人社長は28日に約1.5億円入札も…さらに高騰

 ドジャース・大谷翔平投手が放った今季50号本塁打の記念ボールが27日(日本時間28日)にオークションに出品され、入札額が高騰している。日本時間29日午後3時時点で120万ドル(約1億7100万円)になっており、ファンは「家売ったら買えるか」「野球ボールに120万ドルか。私たちはすごい世界に住んでいる」と声を寄せている。

 大谷は19日(同20日)の敵地・マーリンズ戦で6打数6安打3本塁打10打点2盗塁の躍動。「49本塁打&51盗塁(49-51)」で迎えた第5打席で左越え50号を放った。記念球は、スタンドにいた男性ファンが抱え込むようにして確保。球団は30万ドル(約4300万円)を提示したが交換に応じず、米オークションサイト「Goldin」に出品された。

 日本時間28日には、靴や衣料品の通販サイト「ロコンド」を運営するジェイドグループの田中裕輔社長が、自身のX(旧ツイッター)で入札したことを公表。105万ドル(約1億4900万)の入札画面と共に、「最終的に『大谷選手の手元に戻す』事を目指しています」などと明らかにして話題になっていた。

 高騰を続ける展開にファンは反応。「オオタニの年俸である200万ドル(約2億8400万円)を超えたら非常に面白い」「野球殿堂入り博物館にあるべきではないの?」「私だったらタダではあげないけど、ショウヘイの所有物であるべきだ」「(ドジャースが提示した)30万ドルを拒否したことが功を奏したね」とコメントが寄せられた。

 記念球を巡っては、18歳の男子高校生が奪い取られたと主張。所有権を主張してフロリダ州の裁判所に民事訴訟を起こしている。これを受けて、「ボールは(奪われた)少年の手元にあるべきだ」とする声もあった。

(Full-Count編集部)

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