大谷翔平が到達した別次元の偉業 歴代1位のレジェンドを圧倒…衝撃の「93.5」

ロッキーズ戦で安打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ロッキーズ戦で安打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

シーズン55盗塁以上で、成功率93.5%はMLB史上トップの数値

【MLB】ドジャース 13ー2 ロッキーズ(日本時間29日・デンバー)

 ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)の敵地・ロッキーズ戦で5打数2安打1四球1盗塁。今季盗塁を58とし、史上初の記録を「54本塁打&58盗塁(54-58)」とした。米メディアによると、年間55盗塁以上マークした選手の中で、成功率は今年の大谷が最も高いという。

 大谷は第3打席に四球で出塁。二盗を決めたはずだった。しかし、試合中に投手のボークと訂正された。続く第4打席は右前打。すかさず二盗を決めた。捕手は慌てたのか、送球が投手の背中を直撃。悠々と58個目の盗塁を決めた。これで35回連続成功となり、成功率は93.5%となった。アウトになったのはわずか4回だ。

 地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」は、シーズン連続盗塁成功の上位5選手を紹介。ビンス・コールマンの44(1989年)がトップで、イチローの39(2006年)、デイビー・ロープスの38(1975年)と続き、今年の大谷とジミー・ロリンズが35(2001年)で4位タイとなっている。

 さらに、55盗塁以上している選手の成功率上位5選手を紹介。今年の大谷が1位で93.5%、2位以下はウィリー・タベラスの90.7%(2008年)、トニー・ウォマックの89.6%(1997年)、歴代1位の通算1406盗塁を誇るリッキー・ヘンダーソン(1985年)とモーリー・ウィルス(1962年)の88.9%と続いている。

 レギュラーシーズンは残り1試合。圧倒的な確率で盗塁を積み重ねてきた大谷が新たな歴史を打ち立てることは確実な状況だ。

(Full-Count編集部)

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