大谷が応えた“1015億円の期待”「上回ってくれた」 ド軍GM脱帽「クレイジーなこと」
シーズン最終戦の放送席にブランドン・ゴームズGMが登場
大谷翔平投手はドジャース1年目のシーズンで打率.310、54本塁打130打点、59盗塁、OPS1.036の好成績を残してフィニッシュした。10年総額7億ドル(当時約1015億円)をつぎ込んで獲得したブランドン・ゴームズGMは「大きな期待を背負っていたけど、大きく(期待を)上回ってくれた。考えるとクレイジーなことだ」と活躍を振り返った。
シーズン最終戦となった29日(日本時間30日)の敵地・ロッキーズ戦では地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の放送席に、ゴームズGMが出演した。
今季はリハビリを行いながら打者専念で臨むシーズンとなったが、40-40だけでなく、前人未踏の50-50も達成。最終的に「54-59」でフィニッシュすることになった。
最終戦では、わずかに大谷に逆転首位打者の可能性が残されていた。実況のスティーブン・ネルソン氏が「あなたが退席される前に、背番号17について聞かなくてはいけません。あなたも3冠王レースを追っていますか?」と問うと、ゴームズGMは「もちろん。私も野球ファンだ。彼の活躍を毎日見ているし、試合前の振る舞いも見ている。彼はルーティンをよく考えているんだ。大きな期待を背負っていたけど、大きく(期待を)上回ってくれた。考えるとクレイジーなことだ」と評価し、放送席をあとにした。
プレーでの注目度はもちろん、ドジャースにとっては日本企業の球場スポンサーも増加。ドジャースタジアムの外野部分の外壁広告費だけで今季は13倍増となる650万ドル(約9億2400万円)の利益が出たと現地で報じられるなど、1000億円を超える投資は大正解だったといえるだろう。
(Full-Count編集部)