15勝も出てこない“名前” 白熱議論の新人王争いは2択?…最強右腕か強肩中堅手か
今永昇太はメジャー1年目で15勝3敗、防御率2.91の成績
カブス・今永昇太投手はメジャー挑戦1年目の今季、29試合に先発登板し、15勝3敗、防御率2.91の成績を残した。ただ、新人王の話題にはなかなか挙がってこない。MLBネットワークの番組「MLBナウ」公式X(旧ツイッター)では「ジャクソン・メリル内野手かポール・スキーンズ投手か?」と新人王について議論されている。
メリル派のマーク・フェインサンド氏は「スキーンズは驚異的で、彼は間違いなくリーグ最高の投手であり、もう少しイニングを投げればサイ・ヤング賞の最有力候補になるかもしれない。しかし、メリルは今年21歳でポジションを変え内野手から中堅手になり、パドレスを支えた。156試合出場で24本塁打、OPS.826、そして素晴らしい守備でした。さらに球界最高の肩の持ち主」だと絶賛した。
スキーンズ派のブライアン・ケニー氏は「悩ましいよね」と前置きした上で「メリルは傑出しているし、500打数の中堅手で非常に優れた守備で(シーズンで)156試合以上出場している選手は非常に貴重な存在」と話した。「ただ、もう1人の選手はメジャーに来た瞬間から、このスポーツで最強の投手だ。防御率は1.96。今週末、彼がソトとジャッジと対戦した試合を見た? 彼がこの2人の選手と対戦しても、圧倒した」とスキーンズを評価した。
その後も議論を重ねるが、今永の名前は出てこない。15勝3敗でカブスを引っ張り、球宴にも出場した左腕。話題になる日が待ち望まれる。
(Full-Count編集部)