大谷翔平をベッツが称賛「だから1000億円を手にした」 ド軍同僚が見た“勝利への姿勢”
ベッツ「僕らの役目は、彼をとにかくサポートしなきゃってこと」
大谷翔平投手はドジャース1年目の今季、54本塁打&130打点でリーグ2冠に輝くなど、3年連続22度目の地区優勝に大きく貢献した。同僚もその活躍を大称賛。クレイトン・カーショー投手は「どれだけ勝利を大事にしているか」、ムーキー・ベッツ内野手は「だから7億ドル(約1008億円)を得たんだよ」などと語っている。
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者によると、カーショーは「彼は人前に出たがらない面があるとみんな言っているけど、クラブハウスの中や僕らの間では素晴らしい人だよ」と大谷を評した。そして「彼がどれだけ勝利を大事にしているか、間違いなく誰の目にも明らかさ」と勝利を追求する姿勢をリスペクトする。
大谷が「50本塁打&50盗塁(50-50)」に到達した翌日の20日(日本時間21日)、本拠地・ロッキーズ戦の第1打席で、チームメートはベンチの前に出て拍手を送った。カーショーの呼びかけによるもので、「彼は本当に、本当に勝ちたいんだよ」と述べたという。
レギュラーシーズンの本拠地最終戦が行われた9月26日(同27日)、ベッツは大谷に言及。「(大谷がチームを背負っているのは)結構明白なことだね。だから彼は7億ドルを手にしたんだ。僕らのことを背負うためにね。そして僕らの役目は、彼をとにかくサポートしなきゃってことだよ」と、大谷の力を最大限発揮するためにチームがどう(大谷を)盛り立てるかが重要だと説いた。
「キケ」の愛称で知られるエンリケ・ヘルナンデス内野手は「彼が一体どういう人なのか、十分に知ることができたと思う。どういう人なのかを見られて、とにかくうれしいよ。みんなで充実した時間を過ごせていることもね」と述べている。
移籍1年目でパフォーマンス、野球への取り組み、人間性などあらゆる点で同僚の信頼を得た大谷。初のプレーオフでどんな活躍を見せてくれるだろうか。
(Full-Count編集部)