東大、18連敗でストップ…慶大に快勝 鈴木太陽が1失点完投、7回1死までノーノーの快投

慶大戦に先発した東大・鈴木太陽【写真:加治屋友輝】
慶大戦に先発した東大・鈴木太陽【写真:加治屋友輝】

昨秋の法大戦以来の勝利…慶大戦は2022年秋以来の白星

 東京六大学野球秋季リーグは6日、東大が慶大2回戦に4-1で勝利。今季初勝利を挙げ、対戦成績を1勝1敗とした。東大の白星は昨秋の法大2回戦以来2季ぶりで、連敗を18で止めた。先発の鈴木太陽投手(4年)は3安打1失点で完投。リーグ戦初勝利を飾った。6回1死までパーフェクト、7回1死までノーヒットに抑える快投だった。

 4回1死二、三塁で、5番・大原海輝外野手(3年)の遊ゴロの間に先制。続く杉浦海大捕手(3年)の左前適時打で2点目を奪った。5回にも2死から1番・酒井捷外野手(3年)が右前打で出塁。次打者の2球目に二盗を決めると、捕手のパスボール、三塁への悪送球が絡み、追加点をあげた。

 7回にも1死一、三塁で5日の試合でリーグ戦初本塁打を放っていた3番・中山太陽外野手(3年)の左犠飛で、貴重な追加点を奪った。慶大戦の勝利は2022年秋季リーグ1回戦以来となる。

 慶大打線は7回1死から、水鳥遥貴内野手(4年)がチーム初安打の中前打。続く清原正吾内野手(4年)は2回の第1打席、5回の第2打席に連続空振り三振を喫していたが、中前打を放ち、横地広太外野手(2年)の左犠飛で1点を返した。清原は2安打だった。

(Full-Count編集部)

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