大谷翔平vsジャッジ…“明暗”分かれたPO初戦 嘆き止まぬヤ軍ファン「力を発揮できない」

地区シリーズ第1戦に出場したドジャース・大谷翔平(左)とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター、Getty Images】
地区シリーズ第1戦に出場したドジャース・大谷翔平(左)とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター、Getty Images】

大谷はPOデビュー戦で3ラン含む2安打、ジャッジは4打数無安打3三振

 今季本塁打&打点の2冠王に輝くなど、圧倒的な活躍を見せたドジャースの大谷翔平投手、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が5日(日本時間6日)、それぞれプレーオフ初戦に臨み、明暗が分かれた。大谷は初本塁打を放つなど躍動したが、ジャッジは4打数無安打3三振。SNSには「ジャッジがプレーオフのキャリアで見せたことがないことを、ショウヘイはデビュー戦でやってのけた」などとコメントが寄せられている。

 大谷は本拠地でのパドレスとの地区シリーズ第1戦で5打数2安打3打点。3点ビハインドの2回に3ラン、再び2点を追う4回には中前打で出塁してテオスカー・ヘルナンデス外野手の適時打で同点のホームを踏んだ。一方、ジャッジは本拠地・ロイヤルズ戦で3度の空振り三振、中飛、四球で快音は聞かれなかった。両軍とも白星発進したものの、主砲の結果は対照的だった。

 ジャッジはプレーオフで、なかなか本領を発揮できていない。この試合を含めて計45試合に出場し、打率.206(175打数36安打)、13本塁打、25打点、OPS.758。HRの数はある程度積み重ねてはいるものの、球界を象徴する打棒の本当の実力を考えると全体的に物足りなさが残る。そんな中で大谷の一発が飛び出し、ファンからは「ショウヘイは圧倒的にジャッジよりもいい。僅差でもない」「ショウヘイ>ジャッジ」「オオタニはジャッジより勝負強い(涙)」といった声も寄せられた。

 そして黙っていられなかったのがヤンキースファンたちだった。X(旧ツイッター)には「ショウヘイ・オオタニがポストシーズンのデビュー戦で見せた勝負強さを、ジャッジにも見たい」「これがオオタニにとって初めてのプレーオフの試合。ジャッジはキャリアの中でこんな活躍をしたことがない」「ジャッジはプレーオフで力を発揮できない状態が続いている一方で、オオタニは初めてのプレーオフで同点3ラン……」「ジャッジに求めていたことを、たった今ショウヘイはやってのけた」「オオタニはすでにプレーオフでジャッジよりいい選手なのか!?(涙)」と続いた。第2戦以降、2人はどんな打撃を見せるだろうか。

(Full-Count編集部)

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