大谷翔平、右前適時打で千賀滉大をKO 2試合ぶり安打に絶叫…盗塁成功は36回で“ストップ”

右前適時打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
右前適時打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

リーグ優勝決定S第1戦に「1番・指名打者」で先発出場…2回に右前打

【MLB】ドジャース ー メッツ(日本時間14日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦に「1番・指名打者」で先発出場。2回の第2打席で千賀滉大投手から右前適時打を放ち、雄叫びをあげた。その後は牽制されながらも二盗を試みたが、惜しくもアウトになり天を仰いだ。

 躍動に本拠地も大興奮だ。ワールドシリーズ進出をかけたリーグ優勝決定シリーズの第1戦、MVPコールの歓声で迎えられた中での第1打席はニゴロに打ち取られたが、2-0で迎えた2回1死二塁の第2打席、初球の真ん中に入った90.7マイル(約145.9キロ)のカットボールを右前に運ぶタイムリーを放った。

 大谷が出塁するのは、パドレスとの地区シリーズ第4戦の6回に四球を記録して以来。再びバットが復活するか。地区シリーズでは第1戦で本塁打を放つなど、5試合に出場して打率.200(20打数4安打)、1本塁打、4打点、OPS.623だった。

 一方、大谷に適時打を浴びた千賀はイニング途中で降板。この日は初回から制球が定まらず、3四球を出して2失点を喫していた。その後、メッツは元西武のリード・ギャレット投手を投入。大谷は牽制を受けながらも、フリーマンの打席で二塁盗塁を試みたが、惜しくも失敗に終わった。盗塁失敗は7月22日(同23日)の本拠地・ジャイアンツ戦以来。レギュラーシーズンでは36回連続で盗塁に成功していた。

 大谷は今季レギュラーシーズン159試合に出場し、打率、本塁打、打点、盗塁のいずれも自己ベストを更新。打率.310で惜しくも首位打者獲得はならなかったが、54本塁打と130打点で2冠を手にした。史上6人目の「40本塁打&40盗塁(40-40)」だけでなく、前人未到の「50-50」も樹立。日本人として初めて「トリプルスリー」も達成した。

【実際の映像】真ん中付近に甘く入った球を弾き返す! 千賀から適時打を放った大谷翔平

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