大谷翔平、千賀から雄叫び適時打 2安打1打点で大勝貢献…PO33回無失点はMLB最長タイ
4打数2安打1打点で打率.250、9得点で大勝
【MLB】ドジャース 9ー0 メッツ(日本時間14日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第1戦に「1番・指名打者」で先発出場。千賀滉大投手から右前適時打を放つなど4打数2安打1打点2得点をマークした。打率.250。チームはポストシーズン3試合連続完封で先勝。33回連続無失点はポストシーズンのメジャータイ記録となった。
チャンスでまた打った。大谷は2点リードの2回1死二塁、千賀の甘く入ったカットボールを逃さず、一、二塁間を破る適時打。一塁へ雄叫びをあげながら駆け出した。ポストシーズン得点圏では5打数4安打、レギュラーシーズンを含めると直近の得点圏21打席で19打数16安打の打率.842と驚異的な勝負強さとなっている。
4点リードした4回1死一塁では右中間フェンス直撃の一打を放ち、一塁走者・エドマンが生還した。一度は適時二塁打と判定されたが、のちに右越え安打と右翼・マルテの失策に記録訂正。同2死二塁からフリーマンの左前適時打で6点目のホームを踏んだ。
初回先頭は二ゴロに倒れ、6回1死は中飛。8回1死一、二塁は四球を選び、続くベッツの左翼線3点二塁打で生還した。パドレスとの地区シリーズでは5試合に出場し、20打数4安打の打率.200、1本塁打、4打点、10三振。今ひとつ結果を出せなかったが、ポストシーズン5試合ぶり2度目のマルチ安打をマークした。大事なシリーズ初戦で結果を出した。
投げては先発のフラハティが7回6奪三振、2安打無失点と好投。チームはパドレスとの地区シリーズ第3戦の3回から33イニング連続無失点。ポストシーズン33回連続無失点は1905年ジャイアンツ(28回)を超えてリーグ新記録。1966年オリオールズと並んでポストシーズン最長タイとなった。14日(同15日)の第2戦はドジャースタジアムで行われる。
(Full-Count編集部)