大谷翔平の爆速188キロは「怖かった」 目の前に襲来…咄嗟の行動「子どもを守った」
フェンス直撃の爆速打に大興奮「弾丸だったからとても怖かった!」
【MLB】ドジャース 9ー0 メッツ(日本時間14日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦に「1番・指名打者」で出場し、第3打席でフェンス直撃の安打を放った。打球速度116.5マイル(約187.5キロ)の一打に外野で観戦していたファンは「子どもたちを守ったよ」と冷や汗を拭った。
4-0で迎えた4回1死一塁の第3打席、左腕デビッド・ピーターソンの2球目、甘く入ったカーブをフルスイングした。爆速打球は右中間フェンスに直撃。あと数十センチで本塁打という大きな当たりだった。
ドジャースファンのジョナサン・ナバさんは子ども2人、妻と4人で右中間の最前列で観戦。大谷の打球が当たったフェンスの真上にいた。強烈な打球が飛んできて思わず、子どもの前にグラブを出した。「弾丸だったから、とても怖かったよ! 本当に速かった!」と興奮気味に振り返る。
惜しくも打球はフェンスを越えず、記録は単打になった。“HRキャッチ”は逃したが……。「キャッチすることができたら本当に興奮していただろうね。できればとてもクールだよ。いや、マジでクールだ。最高だと思う!」と笑顔で振り返った。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)