第1次戦力外期間が終了 36歳の名手や、日本一貢献の32歳も…11球団で92選手に通告
第2次通告期間はCS全日程終了の翌日から日本シリーズ終了翌日まで
プロ野球の第1次通告期間が15日に終了した。今年からクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ敗退の2球団に限り、最後の試合の翌日まで延長となっていた。発表がなかった日本ハムを除き、11球団で計92選手が通告を受けた。元ドラフト1位選手らも、選手生活の岐路に立たされた。(支配下で育成契約打診の選手も含む)。
セで最多は巨人とDeNAの10選手。巨人では2018年ドラフト1位指名で巨人に入団した高橋優貴投手も通告を受けた。DeNAでは大和内野手、大田泰示外野手、西浦直亨内野手らが通告された。西浦は引退し、古巣ヤクルトのコーチ就任が決まった。
36歳の大和は阪神時代の2014年にゴールデングラブ賞。2017年オフにFA権を行使してDeNAへ移籍し、2019年には自己最多の137試合に出場した。今季は42試合出場で打率.247(81打数20安打)だった。
阪神では加治屋蓮投手が通告を受けた。2013年にドラフト1位でソフトバンクに入団し、2018年には72試合に登板した。2020年オフに戦力外通告を受け、阪神へ。昨年は51試合に登板し、リーグ優勝&日本一に貢献した。
パで最多はロッテで13選手。33歳の東條大樹投手はリリーフとして2019年には58試合登板、2022年にも59試合に登板して30ホールドをマークしていた。本前は2019年に育成ドラフト1位で入団。支配下を勝ち取り、2022年には12試合に登板して3勝をマークしていた。
楽天では櫻井周斗投手が通告を受けた。2017年ドラフト5位でDeNAに入団。2021年には30試合に登板した。昨年の現役ドラフトで楽天に加入も、8登板で防御率8.44だった。第2次戦力外通告期間は、CS全日程終了の翌日から日本シリーズ終了翌日までとなる。
(Full-Count編集部)