阿部一二三さん「100点です」 背番号123で始球式…ノーバウンドの87キロに自画自賛
パ・リーグCSファイナル初戦で始球式を務めた
■ソフトバンク ー 日本ハム(16日・みずほPayPayドーム)
パリ五輪の柔道男子66キロ級で金メダルを獲得した阿部一二三さんが16日、「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージのソフトバンク-日本ハム戦(みずほPayPayドーム)で始球式に登場した。
兵庫県神戸市出身で27歳の阿部さんは、2021年東京五輪の同級で金メダルを獲得。今年7月のパリ五輪でも優勝し、柔道では日本人8人目の五輪連覇を達成した。
柔道界のスターは背番号「123」のユニホームを着用して、マウンドへ。球速87キロのノーバウンド投球を披露した。ファンは拍手喝采。阿部さんは手を振って声援に応えた。
投球後、阿部さんは「123キロを出そうと思って練習していましたけど、たぶん、いってないです。でも、めっちゃすごくいいコースに投げれたので満足しています」」と話した。点数を問われ、「100点です」と答えた。
日本シリーズへの出場チームが決まる大舞台。阿部さんは「クライマックスシリーズという重要な試合で始球式をさせていただけること、とても光栄に思います。110キロ超えのストライクの投球を目指して頑張りたいと思います!」とコメントしていた。