NY記者が“体感”した大谷翔平の衝撃弾 静寂と悲鳴、敵地に鳴り響いた「奇妙な音」
メッツ番ディコモ記者が現場で見た大谷の3ラン
【MLB】ドジャース 8ー0 メッツ(日本時間17日・ニューヨーク)
ドジャース・大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に「1番・指名打者」で先発出場。8回1死一、二塁から試合を決める特大3ランを放った。メッツの番記者は「奇妙な音を生み出した」と、“現地”で体感した偉才の一打に驚きを隠しきれていない。
ニューヨークの夜空を切り裂く一撃だった。4点リードの8回1死一、二塁、右腕メギルの内角低めのカットボールを引っ張った。右翼ポール際へポストシーズン2号3ラン。打球速度115.9マイル(約186.5キロ)、飛距離410フィート(約125メートル)、角度37度の一発を叩き込んだ。
MLB公式のメッツ番アンソニー・ディコモ記者はシティフィールドが沈黙した一撃を現場で目撃。自身のX(旧ツイッター)を更新し「ショウヘイ・オオタニはシティ・フィールドでたった今、奇妙な音を生み出した。まさに完全な静寂だった。右翼席の最上階にミサイルのような3ランをかっ飛ばした」と綴った。そして「ファンは出口に向かって流れている」と現地の様子を伝えている。
大谷の一発もあってドジャースは勝利。シリーズ成績を2勝1敗とし、2020年以来のワールドシリーズ進出まであと2勝とした。大谷自身も臨む夢の舞台へ、そのバットが火を噴き始めている。
(Full-Count編集部)