ソフトバンクが4年ぶり日本S進出 CS無傷の3連勝…新庄ハムを寄せ付けず圧倒

日本シリーズ進出を喜ぶソフトバンクナイン【写真:冨田成美】
日本シリーズ進出を喜ぶソフトバンクナイン【写真:冨田成美】

絶好調の山川が先制打、右足首負傷から復帰の近藤も適時打

■ソフトバンク 3ー2 日本ハム(18日・みずほPayPayドーム)

 ソフトバンクが18日、「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージで無傷の3連勝を飾り、4年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。リーグ優勝したことで与えられる1勝分のアドバンテージを含めて通算4勝0敗とし、リーグ2位の日本ハムを寄せ付けない圧倒的な戦いぶりを披露。2020年以来の頂点を狙う。

 第3戦も盤石の戦いぶりだった。初回2死一塁で山川穂高内野手が右中間への適時二塁打を放ち、先制に成功。近藤健介外野手も右翼線への適時二塁打で続き、2点を先行した。3回に追いつかれたが、4回2死一、三塁で周東佑京内野手が左前に適時打を放ち、勝ち越した。

 先発のカーター・スチュワート・ジュニア投手は5回2失点と試合を作ると、6回以降は継投策に入った。尾形崇斗投手、杉山一樹投手、ダーウィンゾン・ヘルナンデス投手、ロベルト・オスナ投手とつなぎ、日本ハム打線を封じた。

 日本ハムは2点を追う3回に伏見寅威捕手のソロと万波中正外野手の適時打で一時は同点に追いついたが、4回に勝ち越されて以降は得点を奪うことができなかった。劇的な展開でCSファーストステージを勝ち上がってきた日本ハムだったが、リーグ王者のソフトバンクに1勝も挙げることができずにファイナルステージ敗退となった。

 ソフトバンクは前回日本一になった2020年以来となる日本シリーズに26日から臨む。

(Full-Count編集部)

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