大谷翔平の衝撃弾にメッツ捕手フリーズ 敵軍の振る舞いが物語る“打球速度190キロ”

先頭打者弾を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
先頭打者弾を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

初回の第1打席で強烈なプレーオフ3号を叩き込んだ

【MLB】メッツ ー ドジャース(日本時間18日・ニューヨーク)

 ドジャース・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦で、初回の第1打席で強烈なプレーオフ3号を叩き込んだ。メッツナインの振る舞いが、この一発の凄さを物語っている。

 打った瞬間、大谷は柵越えを確信し、三塁側のベンチに向かってガッツポーズ。相手捕手のフランシスコ・アルバレスはほぼ動くことなく打球を見つめ、右翼手のスターリング・マルテも数歩動いただけで早々に一発を確信。諦めたように前を向いた。

 マウンドのキンタナは“しょうがない”というような淡々とした表情。エンゼルス時代には大谷とチームメートだったこともあるキンタナは、今季本塁打を浴びるのは8月20日(同21日)以来となった。

 右翼スタンドへ飛び込んだ一発は、打球速度は117.8マイル(約189.6キロ)で、2015年のスタットキャスト導入以降では、プレーオフ歴代3位の速度となった。走者なしの場面では今プレーオフ22打数無安打だったが、その記録も途切れる嬉しい一発となった。

(Full-Count編集部)

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