大谷翔平、WS進出を「明日決める」 走者なしの場面で初安打「やること変わらない」
大勝で対戦成績は3勝1敗に…WS進出へ王手
【MLB】ドジャース 10ー2 メッツ(日本時間18日・ニューヨーク)
ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・指名打者」で先発出場し、ポストシーズン3号となる先頭打者弾を放つなど3打数1安打1打点3四球だった。試合後の会見では「アプローチは特に変えていない。きょうは比較的いい打席が多かった」と振り返った。
初回、左腕キンタナの甘く入ったシンカーを捉え、右中間へ3号先頭打者弾を放った。ポストシーズンでの先頭打者本塁打は日本人初めて。ポストシーズンでの2試合連続弾は2009年松井秀喜(ヤンキース)がワールドシリーズ第2、3戦で放って以来、日本人2人目となった。
本塁打のあとは3打席連続四球と勝負を避けられ、第5打席では二ゴロ、第6打席では見逃し三振だった。
ポストシーズンでは走者なしの場面では試合前の時点で22打数無安打だったが、豪快な一発で終止符をうった。「基本的にやることは変わらないので。それが1打席目でも、最後の打席でも基本的にはしっかりと集中して自分のやることに努めたいと思う。それがスコアリングポジションにランナーがいてもいなくても、そこが1番大事かなと思います」と話した。
チームは3勝1敗とし、2020年以来4年ぶりのワールドシリーズ進出へ王手をかけた。「敵地でいい野球ができているので、継続して明日につなげたい。明日しっかりと決めるという気持ちをもって、全員で頑張りたいなと思います」と意気込みを語った。
(Full-Count編集部)