鷹・王貞治会長、崖っぷち巨人に「まだ1つある」 現役時代を過ごした古巣へ“エール”

試合後、選手たちとハイタッチするソフトバンク・王貞治球団会長【写真:冨田成美】
試合後、選手たちとハイタッチするソフトバンク・王貞治球団会長【写真:冨田成美】

MVPに選出されたのは山川穂高…王会長もご満悦「今年で一番調子がいい」

■ソフトバンク 3ー2 日本ハム(18日・みずほPayPayドーム)

 ソフトバンクは18日、日本シリーズ進出を決めた。「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第3戦がみずほPayPayドームで行われ、日本ハムに3-2で勝利した。試合後に取材に応じた王貞治球団会長は古巣の巨人にも言及し、「ちょっと打てなかったね。まだ1つあるからね、ジャイアンツらしく粘り強く戦ってほしいね」とエールを送った。

 パ・リーグの日本シリーズ進出はソフトバンクに決まった。一方で、セ・リーグを制した巨人は苦しんでいる。DeNAとのCSファイナルステージで3連敗を喫し、後がなくなってしまった。現役時代は長距離砲として巨人で数々の歴史を刻んだ王会長も慎重に言葉を選び、古巣の健闘を願った。

 ソフトバンクは日本ハムに対して3連勝を飾った。MVPに輝いたのは3試合で3本塁打、打率.500を記録した山川穂高内野手が選出された。王会長も「山川はシーズン前半に苦しんだけど、今は1年で一番調子がいいんじゃないか。本人もその気になって、思い切ってやってくれている」と、主砲の活躍を讃えた。

(Full-Count編集部)

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