大谷翔平、第1打席は右前打 勝てばWS進出決定…ド軍は無死二、三塁の好機も先制ならず

初回にヒットを放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
初回にヒットを放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

リーグ優勝決定S第5戦に「1番・指名打者」で先発出場

【MLB】メッツ ー ドジャース(日本時間19日・ニューヨーク)

 ドジャース・大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席で右安打を放って出塁、リーグ優勝決定シリーズでは全試合で出塁を果たしている。

 大ブーイングを浴びせられる“洗礼”を受けたが、大谷は目前の1球に集中した。初回先頭の第1打席からヒットを放ち、チームを盛り立てた。その後、ベッツの二塁打で無死二、三塁の好機を作ったが、後続が続かず無得点となった。

 前日の第4戦では初回の第1打席で、日本人初のプレーオフでの先頭打者アーチをかけるなど4出塁。4得点に絡む活躍で勝利に大きく貢献した。

 今季はレギュラーシーズン159試合に出場し、打率、本塁打、打点、盗塁のいずれも自己ベストを更新。打率.310で惜しくも首位打者獲得はならなかったが、54本塁打と130打点で2冠を手にした。史上6人目の「40本塁打&40盗塁(40-40)」だけでなく、前人未到の「50-50」も樹立。日本人として初めて「トリプルスリー」も達成した。

 昨年12月に10年総額7億ドル(約995億円)でドジャースに移籍。加入1年目は圧倒的な成績でチームを牽引し、ドジャースは98勝64敗、メジャー最高の勝率.605でレギュラーシーズンを終えた。メジャー7年目で初めて地区優勝を経験し、初のポストシーズンに出場中。チームでは2020年以来のワールドシリーズ進出を目指す。

(Full-Count編集部)

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