5監督退団の裏で…動き激しいコーチ人事 楽天はハムから“補強”、岡田彰布氏後輩が退団
楽天は日本ハムから渡辺浩司氏、川名慎一氏を招聘
プロ野球は今秋、5球団で監督が交代した。セ・リーグでは阪神と中日、パ・リーグでは楽天、西武、オリックスが新体制となる。コーチ人事も活発で、20日には阪神と楽天で動きがあった。
藤川球児監督が就任した阪神は水口栄二1軍打撃コーチの退団を発表した。現役引退翌年の2008年から2012年までオリックスでコーチを務め、2023年に阪神1軍打撃コーチに就任。同年のリーグ優勝&日本一に貢献した。
退任した岡田彰布前監督と同じ早大出身。オリックス監督時代の2010年から3年間、阪神でも2年間指揮官を支えた。岡田氏の退任に伴って阪神を去る。今岡真訪打撃コーチの退団も発表されている。
楽天は横尾俊建2軍打撃コーチの退団、渡辺浩司1軍打撃コーチ、川名慎一1軍外野守備走塁コーチの就任を発表した。渡辺氏は2023年まで日本ハムでコーチを務め、今季はプロスカウト。川名氏は今季日本ハムのチームスタッフを務めていた。ともにこの日、日本ハムが契約満了による退団を発表していた。
楽天は今江敏晃監督が退任し、三木肇2軍監督が1軍監督に5年ぶりに復帰する。すでに川島慶三打撃コーチ、岡田幸文外野守備走塁コーチ、的場直樹1軍バッテリーコーチの退団が発表されている。
立浪和義監督が退き、井上一樹監督が就任した中日では片岡篤史ヘッドら5コーチの退団が発表されている。渡辺久信GM兼監督代行が退団し、西口文也体制になった西武でも平石洋介ヘッド兼打撃戦略コーチら5コーチの退団が発表されている。
昨季までリーグ3連覇のオリックスでも中嶋聡監督の退団、岸田護監督に伴い、中垣征一郎巡回ヘッドら5コーチの退団が発表された。監督が代わればコーチ陣も代わる。新体制になった球団のコーチはどんな顔ぶれになるだろうか。
(Full-Count編集部)