巨人22歳が迎えた「覚醒の瞬間」 日本Sへ逆王手のプロ初HR…“代役”の一振りに「泣いた」
巨人・中山礼都が決勝のソロ…プロ4年目で初アーチ
■巨人 1ー0 DeNA(20日・東京ドーム)
巨人が日本シリーズ進出へ“逆王手”をかけた。20日のDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦(東京ドーム)に1-0で勝利。アドバンテージ1勝を含めて3勝3敗とした。4年目22歳の中山礼都内野手が値千金の決勝弾。ファンは「覚醒の瞬間」「泣いた」「なんと素晴らしいショット」「凄すぎる」と声をあげた。
両軍無得点で迎えた5回、「7番・二塁」で出場した中山が先制点を叩き出した。DeNAの2番手・山崎康晃投手の147キロを右翼席へ。4年目にして記録した初本塁打が決勝点になった。
中京大中京高では、中日・高橋宏斗投手と同学年。2020年ドラフト3位で入団し、2年目の2022年に50試合、昨年は78試合に出場したが、今年は32試合出場にとどまった。しかし、今季二塁で全試合に出場した吉川尚輝内野手が脇腹を痛めたため、チャンスが巡ってきた。
第2戦から先発出場し、第3戦まで無安打も第4戦で1安打。この日は第1打席で右前打を放ち、3打数2安打と気を吐いた。躍動し始めた22歳にファンの期待も高まる。
SNSには「ここでプロ初は凄い」「1軍1号ここで打つか?」「なんと素晴らしいショット」「明日も頼むよ~」「世代の希望」「マジで最高にかっこいい」「この場面でプロ初ホームラン打つとか凄すぎるわ」「水道橋の奇跡!」「来年ショート守ってくれ」とコメントが寄せられた。日本シリーズがかかる21日の第6戦。22歳はどんなプレーを見せるだろうか。
(Full-Count編集部)