千賀滉大、メジャー2年目が終了 POで“電撃復帰”も防御率12.60…ド軍に敗れWS進出ならず
7回から登板…8回にベッツに適時二塁打浴びるなどで
【MLB】ドジャース 10ー5 メッツ(日本時間21日・ロサンゼルス)
メッツの千賀滉大投手は20日(日本時間21日)、敵地で行われたドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦に6番手で登板し、1回2/3を3失点だった。チームは敗れシリーズ敗退が決定。メジャー2年目のシーズンが終了した。
4点を追う7回に登板。メジャーでは自身初となる救援での登板だった。いきなり先頭のマンシーに死球を与えたが、スミスを二ゴロ。パヘスを空振り三振、スミスを左飛に抑えた。
8回も続投し、先頭のテイラーに中前打を許し、大谷翔平投手を迎えた。フルカウントから四球を与え無死一、二塁のピンチでベッツに左翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びた。さらにT・ヘルナンデスにも右犠飛を許した。
さらに2死E・ヘルナンデスに右適時打を浴びノックアウト。1回2/3を投げ3安打3失点1奪三振。最速は97.4マイル(約156.8キロ)だった。プレーオフの防御率は12.60と厳しい結果だった。
千賀は13日(同14日)の第1戦に先発したが、1回1/3を投げ2安打3失点、4四球と乱調。負け投手になっていた。カルロス・メンドーサ監督は「展開次第だが、彼は起用可能だ」と中継ぎ待機させることを明かしていた。
今季は開幕前に右肩の張り、左ふくらはぎ痛など相次ぐ故障に悩まされ、レギュラーシーズンはわずか1試合の登板にとどまっていた。約2か月ぶりに復帰した5日(同6日)のフィリーズとの地区シリーズ第1戦では2回1安打1失点だった。
メッツは1勝3敗で迎えた18日(同19日)の第5戦に12-6で大勝し、2勝3敗で第6戦を迎えた。初回に1点を先制したが直後に逆転を許し敗戦。ワールドシリーズ進出とはならなかった。
(Full-Count編集部)