大谷翔平のWS出場は「野球ファンが求めていたこと」 ジャッジと夢の対決…同僚も大興奮
救援左腕のバンダが感謝「世界で最も偉大な選手。アンビリーバブル」
最高の舞台でスター同士の“競演”を同僚も心待ちにする。ドジャースは20日(日本時間21日)、本拠地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦に10-5で勝利した。大谷翔平投手にとって初のワールドシリーズ。「野球ファンとしては、これこそが求めていたこと」とマックス・マンシー内野手が気持ちを代弁した。
大谷にとってメジャー7年目にして初の大舞台。相手はアーロン・ジャッジ外野手が所属する東の名門ヤンキースになった。米データ会社「オプタ・スタッツ」によるとシーズン50発以上の選手がワールドシリーズで対戦するのはMLB史上初だという。
マンシーは名門同士のぶつかり合いに「野球ファンとしては、これこそが求めていたこと、そうだろ?」と記者に逆質問。「ショウヘイ・オオタニ、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、アーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン、フアン・ソトが戦うんだ。僕たちにとっては(激しい)戦いになるだろうけど、楽しみにしているよ」と喜んだ。
また、プレーオフでも得点圏で9打数6安打と躍動し、ワールドシリーズ進出へ導いた大谷に同僚からは感謝が続々と寄せられた。アンソニー・バンダ投手は「世界で最も偉大な選手。アンビリーバブル。彼は私が今まであった中で最もナイスガイの一人」と称賛。シャンパンを片手に「アイ・ラブ・ショウヘイ!」と大興奮で語った。
ワールドシリーズは25日(同26日)にドジャースタジアムで開幕する。直近3年間はたどりつけなかった夢舞台。頼もしいリードオフマンと共に世界一を目指す。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)