大谷翔平の7億ドルを超える可能性? 在籍1年で移籍か…若き怪物に集まる視線

ヤンキースのフアン・ソト【写真:Getty Images】
ヤンキースのフアン・ソト【写真:Getty Images】

ソトが大谷翔平の超大型契約を“超える”可能性

 今オフにFAとなるヤンキースのフアン・ソト外野手は、ドジャース・大谷翔平投手の超大型契約を“超える”ことができるのか、注目が集まっている。米メディア「CBSスポーツ」は「ソトは大谷の7億ドル(1049億円)の契約を破れるか?」と伝えるなど、米報道で熱が帯びている。

 25歳のソトは2018年に19歳の若さでメジャーデビュー。翌2019年には打率.282、34本塁打、110打点の成績を収め、世界一に貢献した。2022年途中にパドレスへ移籍。今季はヤンキースと3100万ドル(約46億5000万円)で契約に合意。年俸調停権を持つ選手としては、大谷の3000万ドル(約45億円)を抜き、史上最高額となった。今季は打率.288、自己最多となる41本塁打、109打点、OPS.989の好成績をマーク。在籍1年でヤンキースを去るのか、残留するのか注目が集まっている。

「CBSスポーツ」の報道では「ヤンキースとメッツの2球団は、ニューヨークの巨大な市場と資金力を持っており、トップのFA選手を獲得するために競り合うことが予想される」とされている。一方で「ジャイアンツはフロント陣の改革を進め、現在はバスター・ポージーが野球運営部門を率いる。ジャンカルロ・スタントン外野手、ブライス・ハーパー内野手、アーロン・ジャッジ外野手らスター選手の獲得を試みるも成功には至らなかったが、このやり方は球団のDNAの一部。ワシントン・ナショナルズはフアン・ソトのオリジナルチームであり、サンディエゴ・パドレスへのトレード前に4億4000万ドル(約658億円)の15年契約を提示しており、ソトに対して多額の予算があった」と示唆している。

 さらに、同メディアでは「ある球団は11年契約で5億2000万ドル(約777億円)、もう1つは12年契約で5億4000万(約807億円)。3人目の情報源は冗談交じりに『オオタニが得た金額より100万ドル(約1億4900万円)多い』と答えた」と紹介するほどだった。ただ、大部分があくまでも推測であり、さまざまな要因によって予想を上回る契約が結ばれる可能性があるとも言及している。

(Full-Count編集部)

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