西武が来季のコーチ陣発表 仁志敏久氏や大引啓次氏らが入閣…4人が新任

仁志敏久氏(写真はDeNA・2軍監督時代)【写真:荒川祐史】
仁志敏久氏(写真はDeNA・2軍監督時代)【写真:荒川祐史】

2軍からは大石達也氏ら3人が配置転換で1軍へ

 西武は22日、仁志敏久氏が野手チーフ兼打撃コーチに就任すると発表した。さらに立花義家氏が打撃コーチ、大引啓次氏が内野守備・走塁コーチ、辻竜太郎氏が2軍野手コーチとして入閣することも発表された。

 仁志氏は野球日本代表「侍ジャパン」で内野守備・走塁コーチ、DeNAで2軍監督などの指導歴がある。大引氏はNPBでは初のコーチ、立花氏は18年ぶりの西武復帰となる。また2軍で投手総合コーチだった大石達也氏が投手コーチとして、バッテリーコーチだった中田祥多氏、外野守備・走塁コーチだった熊代聖人氏がそのまま1軍に配置転換となる。2軍の監督には野手総合コーチだった小関竜也氏が就任する。

 今季、球団ワーストの敗戦数で最下位となった西武は、来季から西口文也新監督が指揮を執り、ソフトバンクやロッテでコーチを務めた鳥越裕介氏がヘッドコーチに就くことも発表されている。

○仁志敏久氏コメント
「選手と会話を重ね、他のスタッフとも協力しながら選手の特徴を見つけて、技術向上のサポートをしていきたいと思っています。私は2軍監督の経験もありますし、指導を通じてコミュニケーションをとりながら、一緒に成長していけるようサポートしていきたいと思っています」

○大引啓次氏コメント
「西口監督が就任会見でお話した『守り勝つ野球が理想』という点において、私が思い描く野球観と一致しており、うれしく感じました。そのためには投手陣をバックアップすべく守備面を強化してまいります。秋季キャンプはわずかな期間ですが、コーチとして活動していき、私自身も学ぶ期間にしていきたいと思います」

○立花義家氏コメント
「2007年以来18年ぶりにライオンズのユニホームを着ることとなり本当に光栄です。とにかく、しっかりと選手と話をしてライオンズの勝利に貢献していきたいと思っていますし、特に野手はまだまだ成長が必要だと思いますので、力を尽くしていきます」

【表】仁志敏久氏や大引啓次氏らが入閣 西武の2024年コーチングスタッフ

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY