藤浪晋太郎、メジャー契約に代理人自信「仕事が見つかる」 日本復帰の選択肢も…異国で挑戦へ
ボラス氏が自信「プエルトリコでいい活躍ができれば」
異国での挑戦でチャンスを掴めるか。メッツ傘下3Aに所属する藤浪晋太郎投手は来季も米国でのプレーを目指し、11月から始まるプエルトリコのウインターリーグでギガンテスの一員としてプレーする。代理人はメジャー契約に自信を覗かせた。
藤浪は昨オフにメッツと1年335万ドル(約5億600万円)プラス出来高で契約を結んだが、オープン戦で0勝1敗、防御率12.27と不振。開幕前にマイナー落ちした。その後はメジャー昇格は叶わず、マイナーで33試合に登板して防御率5.94だった。
一方で8月は3Aで8試合に登板し、防御率1.50をマーク。復調の兆しも見せていた。敏腕で知られる代理人のスコット・ボラス氏は「シーズン序盤に怪我もしたし、そこで少し休みをとって、復帰してからはマイナーでいい投球をしていた」と振り返る。
日本に戻る選択肢も閉ざしてはいないが、目指すは米国でのプレー。「彼の健康状態が万全になってから、球速は素晴らしい。もしプエルトリコでいい活躍ができれば、ここで仕事が見つけられるはずだ」。再び大舞台での活躍を代理人も期待している。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)