元ドラ3が相次いで戦力外…虎党嘆き「お前もか」 同時期通告に「厳しい秋」

西武・陽川尚将(左)と日本ハム・江越大賀【写真:小林靖】
西武・陽川尚将(左)と日本ハム・江越大賀【写真:小林靖】

日本ハム・江越、西武・陽川が戦力外通告を受けた

 日本ハムは22日、江越大賀外野手と来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。すでに西武から戦力外が発表されていた陽川尚将内野手とともに、元阪神選手とあって虎党からは「俺たちのロマン砲が」と悲しむ声が相次いでいる。

 江越は海星高、駒沢大を経て2014年ドラフト3位指名で阪神に入団。2022年10月に齋藤友貴哉投手とともに、渡邉諒内野手、高濱祐仁外野手との2対2のトレードで日本ハムに移籍した。2023年は自身初となる100試合出場も、打率.180、5本塁打、13打点。今季は19試合(10打席)で打率.000だった。

 同じく“阪神出身選手”としては西武が今月2日に陽川に戦力外を通達したと発表した。2013年に東農大からドラフト3位で阪神に入団。2018年は75試合に出場し、打率.252、6本塁打48打点をマーク。しかしその後は低迷し、2022年オフの第1回現役ドラフトで西武に移籍した。貧打改善を期待されたが、今季はわずか11試合の出場。1軍デビューした2016年以降初めて本塁打ゼロだった。

 31歳の江越も33歳の陽川。1年違いでともにドラフト3位で阪神に入団。右の長距離砲として期待されながら、大ブレークとはならなかった。阪神から移籍し環境が変わるもポジションはつかめず、ともに今年のオフに戦力外通告を受けた。

 阪神ファンはSNS上で「お前もか」「元阪神勢の動向は気になる」「かつてのロマン砲が」「ええ?」「さみしい」「厳しい世界」「戻っておいでと言いたい」「残念無念」「元阪神には厳しい秋」「切ないものがある」などと思いを述べていた。

(Full-Count編集部)

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