3700円を「6億円にする男」　大谷翔平が生み出す“付加価値”…広がる驚き「予測不能」

大谷翔平の50号記念球は約6.7億円で落札…歴代最高額を更新

　一振りで生み出した“経済効果”に騒然としている。ドジャース・大谷翔平投手が放った「50号記念球」のオークションが22日（日本時間23日）に入札期限を迎え、360万ドル（約5億4700万円＝落札時のレート）で落札された。手数料込みで439万2000ドル（約6億6727万円）に達する驚きの値段に「いや！　もう何もかもを超えてくわ」「打ったボールですら6億の価値になる……笑」とファンも驚きを隠せない。

　大谷は9月19日（同20日）の敵地・マーリンズ戦で自身初の3打席連発を含む6打数6安打10打点2盗塁を記録。史上初となる「50本塁打＆50盗塁（50-50）」を達成した。「49-51」で迎えた第5打席で左翼席へ50号を叩き込んだ。50号をキャッチしたファンは、球場警備員に連れられて即退席。その後ドジャースから30万ドル（約4500万円）を提示されたものの、拒否して米オークションサイト「Goldin」へ出品した。

　最初の設定価格は50万ドル（約7600万円）とされ、9日（同10日）までに450万ドル（約6億8368万円＝落札時のレート）で入札した場合は即決だった。当初の終了予定時刻だった日本時間23日の午前11時直前に入札があり、延長入札に突入した。その後も締め切り直前に入札が相次ぎ、価格が高騰。最終的に日本時間午後1時26分に360万ドルで決着した。

　MLB公式球は、ローリングス社のHPによると定価24.95ドル（約3790円）。しかし、球界の顔でもある大谷の“節目の一発”となると価値が一気に上昇した格好だ。一振りで生み出す驚きの金額にファンも騒然。「2～3千円程度のボールを6億円にする男」「大谷さんがやるだけで付加価値ってすごい苦笑」「大谷選手色んな歴史を塗り替えてくね」「何をやってもお金になる選手。経済効果たるや当初の予測を遥かに越えて、予測不能ではないだろうか……」とざわついている。

（Full-Count編集部）