大谷翔平、ジャッジへ止まらぬリスペクト「歴代トップ」 競演に感謝…明かした“凄み”
大谷がWS前日会見でジャッジについて語った
ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、本拠地ドジャースタジアムでワールドシリーズ(7回戦制)の前日会見に臨んだ。ヤンキースの主砲、アーロン・ジャッジ外野手について聞かれると「時代を代表している選手」と惜しみない賛辞を並べた。
ジャッジは大谷よりも先に前日会見に臨み、大谷について「球界最高の選手。いつだって(彼と対戦すれば)楽しい対戦になる」と絶賛した。これを報道陣から聞いた大谷は「ただただ嬉しいですし、僕自身は彼がベストな選手。ムーキー、フレディと同じように球界のトップの選手だと思うので、そういう選手からそういうこと言われるのは特別なことだと思います」と受け止めた。
大谷は今季、レギュラーシーズンには159試合に出場して打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁を記録した。一方でジャッジは158試合で打率.322、58本塁打、144打点と、打撃3部門全てで大谷を上回る成績を残した。
ジャッジのような大きな体格の選手が、長打だけでなく打率を残していることについて聞かれると「僕はあそこまで大きくはないですけど、野球をする上では(ストライク)ゾーンが広がるというのは間違いないと思うので、そこを対応しつつ、率を残していくというのは相当効率よく打っていかないと難しいかなと思う。その中で長打力があるというのは、なおさら素晴らしいと思います」と“分析”していた。
「僕が言わなくても素晴らしい選手だっていうのは皆さんわかると思いますし、そういう歴代でもトップに入るような選手が、この時代にヤンキースという球団でプレーしているというのは、野球選手、野球ファンの人からすれば、それだけで特別なことじゃないかなと思う。プレーしている、野球をプレーしてもらっているということに、まず1ファンとして感謝したいです。時代を代表している選手と一緒にフィールドでプレーできるっていうことに感謝したいなと」
MVP候補のスラッガー頂上対決に日米が注目している。
(Full-Count編集部)