報道陣殺到…大混乱の大谷ブースに同僚“ドン引き” 苦笑いで逆質問「あそこ行ったの?」

WS前日会見に臨んだドジャースのアンソニー・バンダ【写真:川村虎大】
WS前日会見に臨んだドジャースのアンソニー・バンダ【写真:川村虎大】

WS前日会見で大谷のブースにたくさんの人だかり「何人来てるの?」

 人、人、人……1箇所だけ明らかに異様な集団が出来上がっていた。24日(日本時間25日)に行われたワールドシリーズの前日会見。ドジャース・大谷翔平投手のブースには大量の報道陣が詰めかけた。アンソニー・バンダ投手は少し引き気味で「オオタニ(のブース)はクレイジー、本当にクレイジーだ……」と笑った。

 東の人気球団、ヤンキースとの43年ぶりのワールドシリーズ。ロサンゼルスのメディア以外に、ニューヨーク、日本からも多数のメディアが集まった。地元記者から「日本メディアは何人来てるの?」と質問を受けるほど、ごった返していた。

 この日の取材対応は、球場のバックスクリーンの裏で各選手が一斉に行われた。ドジャースの取材対応が始まる前から、報道陣が待機していた。エンリケ・ヘルナンデス内野手が「ゴー!」とフライングで合図を飛ばすと、記者やカメラが一斉に大谷の元へ。慌てて警備員が止める場面もあった。

 会見ではムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン両内野手らも取材に応じたが群を抜いて大谷の元に人が集まった。大谷の隣から3つ目のブースで対応していたバンダは取材終わりに記者に逆質問。「オオタニブース、あそこに行ったの?」と苦笑いしていた。

 大谷にとって自身初のワールドシリーズ。この日の練習ではベースランニング、ダッシュをこなし調整した。キャッチボール以外でグラウンドで調整を行うのは異例だった。大注目の大舞台。いてもたってもいられない様子だった。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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