大谷翔平「最高の本塁打で最高の勝ち方」 フリーマンの逆転サヨナラ満塁弾に大興奮
8回にWS初安打となる右翼フェンス直撃二塁打
【MLB】ドジャース ー ヤンキース(日本時間26日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第1戦に「1番・指名打者」で出場し、8回にワールドシリーズ初安打となる右越え二塁打を放った。チームは延長10回にフリーマンの満塁弾で逆転サヨナラ勝ちで先勝し「最高の本塁打で、最高の勝ち方を1戦目に持ってこられたんじゃないかなと思います」と興奮気味に振り返った。
1点を追う8回1死の第4打席に右翼フェンス直撃の二塁打。敵失も重なり一気に三塁を陥れると、続くベッツの中犠飛で同点のホームを踏んだ。シリーズ初安打に「いい打席だったんじゃないかなと思うので、1死で三塁までこられたのは大きかったかなと思います」と手ごたえを口にした。
初戦から激闘となり「両先発ともに素晴らしい立ち上がり方、後半うちがああいう形で最後持ってくることができたので、投手陣を含めて素晴らしい勝ちだったと思います」と大粒の汗を流しながら充実の表情。大谷は5打数1安打だったが、「最終回、ギャビン(ラックス)の四球からつながって初戦いい形で勝った」とチームの勝利を喜んだ。
26日(同27日)の第2戦は山本由伸投手が先発する。「この流れを明日にもっていけるようにまた頑張りたいなと思います」と世界一を見据えた。