大谷翔平は「特別」「信じられない」 スター選手が次々感謝…“神格化”される存在感
大谷はMLBPAが発表したナ・リーグ最優秀野手を受賞
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、メジャーリーグ選手会(MLBPA)が発表した選手間投票で選ぶ「プレーヤーズ・チョイス・アワード」のナ・リーグ最優秀野手を受賞した。この栄誉に、スター選手たちが称賛するとともに、感謝の声も上がった。
大谷の最優秀野手選出について、他球団の選手たちが称える映像をMLB選手会が公開。両リーグの年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に選出されたヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は「かなり特別な選手だ。先発投手もこなせるし、抑え投手も外野手もできる」と称賛し、ブレーブスのクリス・セール投手は「常に(カウント)0-2のつもりで投げなきゃならない。彼が打つときは、必ず強く打つ。遊ゴロでアウトになる時も、103マイル(約165.78キロ)だ。フライだって102マイル(約164.2キロ)で、本当に高く飛ぶ。だから僕にできるのは、何とかして打たせないこと」と話した。
オリオールズのコルトン・カウザー外野手は「外野で見ていると、信じられない気持ちになる時があるんだ」、タイガースのタリク・スクーバル投手は「(昨年エンゼルス在籍時にチームが対戦した際)最初の試合で完封をして、次の試合で本塁打を2本打った時があった。そして僕らはクラブハウスの中で『そう、あれがショウヘイなんだ」と話していた時があったね」と異次元の二刀流に驚きを隠せない。
パドレスの21歳ジャクソン・メリル外野手は「レブロンら(他競技の)素晴らしい選手たちがいる時代に僕らがいられることについて、すごく恵まれていることをみんなと話をするんだ。そしてオオタニの活躍を見られることで、このような時代によりありがたみを感じるんだ」。今季デビューして156試合で打率.292、24本塁打、90打点、OPS.826とブレークした新星にとっても、その存在は特別な様子だった。