ド軍CEO脱帽…予測できなかった大谷翔平の“経済効果” PSでさらに加速「別次元」
来季は日本で開幕戦「ポートフォリオはさらに成長すると見込まれている」
ドジャースの大谷翔平投手は、移籍1年目の今季54本塁打&130打点で2冠王に輝き、チームをワールドシリーズ出場に導いた。米メディア「スポーツ・ビジネス・ジャーナル」でMLBレポーターを務めるマイク・マッゼオ氏は、大谷がもたらす経済効果に言及。ドジャースのスタン・カステンCEOも驚くほどの人気ぶりを示している。
マッゼオ氏は「ショウヘイ・オオタニ効果が国内で経済的な臨時収入をもたらすと、ドジャースの幹部たちは知っていた。それでも彼らは、オオタニがもたらすインパクトに唖然としている。そのインパクトは彼の初めてのポストシーズン出場によりさらに加速している」と驚きを伝える。
カステンCEOは「私が思うに、我々は常にアジアで一番人気のある球団だ。しかしながら、これは別次元に達している」とし、11日(日本時間12日)のパドレスとの地区シリーズ第5戦の世界平均視聴者数が1290万人を超えたことに「誰がそれを想像しただろうか」と驚愕した。今季アジア系のファンらの需要が増えたことにより、ドジャースタジアムではアジアンフードをより多く提供していることにも記事は言及している。
「ドジャースは今年、日本から新たに12のスポンサーを取り込んだ。2025年のレギュラーシーズンの開幕を東京で迎えるということで、そのポートフォリオは2025年にさらに成長すると見込まれている」と同メディア。カステンCEOも「どんな風になるだろうか? 私には想像することさえできないが、楽しいものになるだろう」「彼はLA中で信じられない程人気がある。(街中で)誰もが彼の写真を見るだろうし、デコイの写真もそうだろう」と話した。
ドジャースの今季の観客動員数はMLB最多の394万1251人で、1試合平均でも同最多となる4万8657人。敵地での1試合平均観客動員数も同最多の3万6253人とその人気は異次元。大谷翔平という存在の特別感が浮き彫りとなった。
(Full-Count編集部)