11失点よりも…ド軍記者が嘆く“穴”「フリーマン以外が…」 止まらぬ批判「恥ずべきこと」
フリーマンの2ランで先制も…ヤ軍打線に11失点
【MLB】ヤンキース 11ー4 ドジャース(日本時間30日・ニューヨーク)
大敗に憤りを隠せないようだ。大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースは29日(日本時間30日)、敵地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第4戦に4-11で敗れた。勝てば世界一だったが、第5戦以降に持ち越しに。地元記者は「めちゃくちゃ恥ずべきこと」と嘆きが止まらなかった。
ドジャースはフリーマンが初回に4試合連発となる4号2ランを放って先制。ブレーブス時代の2021年を含めたワールドシリーズ6戦連発は史上初めてだった。しかし、2回に1点を返され、3回にボルピーに満塁弾を浴びて逆転を許した。5回にスミスのソロなどで2点を加え、1点差に迫ったものの、ウェルズにソロ、8回にはボルピーの好走塁やトーレスの3ランなどで一挙5失点を喫した。
ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏は自身のX(旧ツイッター)を試合中に何度も更新。試合の焦点となった8回、そしてフリーマン“以外”の打線に不満をのぞかせた。
8回1死、ボルピーはレフト前にヒットを運んだ。左翼テオスカー・ヘルナンデスがやや緩慢の動きだったことを見逃さず、二塁を陥れることに成功。場内は大きく盛り上がった。さらに1死一、二塁から重盗に成功。その後、バーデュゴは粘りながらも内野ゴロを打った。ドジャースは前進守備を敷いていたが、ボルピーの足が勝り、3点差に。その後の大量得点の呼び水となった。
ハリス氏は「ドジャースの守備陣が足を引っ張ている」と漏らし、「めちゃくちゃ恥ずべきこと」と落胆した。続けて「本来ならドジャースは2点差でこのイニングを終えていたはずなのに……守備が『頑張れベアーズ』みたいなプレーをして、この試合もはや勝負ありって感じだよ」と嘆いた。
また「さらに大きな問題なのが、チームの半分以上の得点を叩き出しているフリーマンは別として、シリーズを通して打線がほとんど機能していないことだ」と攻撃陣にも注文。「フレディ以外の選手の打率は.196。他の選手たちが仕事をすれば、高レバレッジの(重要な局面で起用される)投手陣も登場してくるはずなんだけど……」とし、「もしドジャースが本当に勝ちたいなら、打線が目覚める必要がある」とした。
(Full-Count編集部)